モデルの作成と取り扱い | ![]() ![]() |
Control System Toolboxの中でのLTIモデルの使用
2章"LTIモデルの演算"で記述しているように代数演算やモデルの相互結合演算を使って、TF,SS,ZPKモデルを取り扱うことができ、bode
やstep
のようなモデル解析関数を使ってそれらを解析することができます。FRDモデルは、他のモデルタイプを解析する方法と同様な方法を使って、取り扱い、解析することができます。しかし、FRDモデルで取り扱える方法は、周波数領域での手法に限ります。
種々の設計手法を使って、TF,ZPK,SS,FRDモデルを使って設定したシステムに対する補償器を設計することができます。これらの手法は、根軌跡解析、極配置、LQG最適制御、周波数領域ループ整形を含んでいます。FRDモデルに関しては、つぎのどちらかが可能になります。
FRDモデルの他の使用法
FRDモデルは、LTIモデルタイプとしてControl System Toolboxの中で利用できるモデルタイプで、パラメトリックな表現でないユニークなものです。FRDモデルで実行できる標準的な演算に加え、つぎの事柄も使用できます。
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