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連続/離散の変換

コマンドc2dd2cd2dは、連続を離散に、離散を連続に、離散を離散(リサンプリング)に変換します。

種々の離散化/内挿法、ゼロ次ホールド(デフォルト)、一次ホールド、周波数応答を比較する周波数点を設定したTustin変換、設定していないTustin変換、零点/極の一致法、が利用できます。たとえば、

離散DCモータモデル

関数c2dを使い、適切なサンプル時間を使って、DCモータプラントを離散化します。適切なサンプル時間を選択するためには、達成したい性能、システム内で最も速い応答を示す時定数、実行するコントローラのスピード等、いろいろな要素が考慮されます。この例題では、0.01秒の時定数を選択します。SSオブジェクトsys_ssのコンストラクタについては、SISO例題:DCモータを参照してください。

ディジタルDCモータ用の離散時間伝達関数を調べるため、関数tfを使って、モデルを変換します。


 離散時間システム 時間遅れを離散時間モデルに付加