MATLAB Function Reference    
wavplay

録音された音声を PC ベースのオーディオ出力デバイスで再生

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wavplay(y,fs) は、PC ベースのオーディオ出力デバイスを使って、ベクトル y に保存されているオーディオ信号を再生します。ユーザは、整数 fs を使って、オデーィオ信号サンプリングレートを指定することができます。これは、秒単位のサンプル数を表します。 fs のデフォルト値は、11025 Hz です。

wavplay(...,'mode') は、wavplay をコマンドラインとの相互作用法を、つぎの文字列 'mode' を使って指定します。

オーディオ信号 y は、つぎの4つのデータタイプの一つです。データタイプに依存して、量子化に使用されるビット数と各サンプルの再生が決まります。

表 1-8: wavplay に対するデータタイプ
データタイプ
量子化
倍精度 (デフォルト値)
16 ビット/サンプル
単精度
16 ビット/サンプル
16-ビット符号付き整数
16 ビット/サンプル
8-ビット符号なし整数
8 ビット/サンプル

注意

y が2列の行列の場合、ステレオ再生が行われます。

例題

MAT-ファイル gong.matchirp.mat は、共に、オーディオ信号 y とサンプリング周波数 fs を含んでいます。ドラの音とチープ信号をロードし、再生しましょう。load コマンド間で、これらの信号名を変更し、wavplay に対する 'sync' オプションを使って、それらを連続的に再生します。

参考
wavrecord    Record sound using a PC-based audio input device.


 waterfall wavread