MATLAB Function Reference    
rose

角度ヒストグラム

表示

詳細

rose は、角度ヒストグラムを作成します。これは、数値の範囲に従ってグループ化した値の分布を示す極プロットです。各グループは、1 個のビンとして表わされます。

rose(theta) は、20 個以下のビンを用いて、theta の分布を示す角度ヒストグラムをプロットします。ベクトル theta はラジアンで与えられ、各ビンの原点からの角度を決定します。各ビンの長さは、グループに属する theta の要素数を反映しています。この範囲は、0 から 1 つのビンに属する最大の要素数です。

rose(theta,x) は、ビンの数と位置をベクトル x を使って指定します。length(x)はビンの数で、x の値は各ビンの中心角度を指定します。たとえば、xが 5 要素をもつベクトルの場合、rose は指定されたx の値に中心をもつ 5 つのビンに theta の要素を分布します。

rose(theta,nbins) は、範囲 [0, 2*pi] 内で等間隔に nbins 個のビンをプロットします。デフォルトは 20 です。

[tout,rout] = rose(...) は、ベクトル tout rout を出力するので、polar(tout,rout) によりデータのヒストグラムを作成します。このシンタックスは、プロットを作成しません。

例題

50 個の乱数の分布を示す角度ヒストグラムを作成します。

参考

compass, feather, hist, polar


 roots rot90