MATLAB Function Reference    
waitfor

条件待機

表示

詳細

waitfor は、コールする側の実行ストリームを中断するので、コマンドラインの式、コールバック、中断された M-ファイル内のステートメントは、指定した条件を満足するまでは実行されません。

waitfor(h) は、h で識別されるグラフィックスオブジェクトが削除されるとき、または、コマンドウインドウで、Ctrl-C がタイプされるときに出力します。h が存在しない場合は、waitfor は、どのイベントも処理せずにすぐに出力します。

waitfor(h,'PropertyName'), は、前のシンタックスでの条件に加えて、グラフィックスオブジェクトh 'PropertyName'の値が変更されるときに出力します。'PropertyName'が、オブジェクトの有効なプロパティでない場合は、waitfor はどのイベントも処理せずにすぐに出力します。

waitfor(h,'PropertyName',PropertyValue) は、前のシンタックスでの条件に加えて、waitfor はグラフィックスオブジェクト h 'PropertyName'の値が、PropertyValue に変更されるときに出力します。waitfor 'PropertyName'が、PropertyValue に設定された場合、どのイベントも処理せずにすぐに出力します。

注意

waitfor は、実行ストリームを中断する一方で、コールバックの型の他の実行ストリームが、種々のイベントの結果として実行するかもしれません(たとえば、マウスボタンを押すこと)。

waitfor は、ネストされた実行ストリームを中断することができます。たとえば、waitfor ステートメント中に呼び出されたコールバックは、それ自身が waitfor を呼び出すことができます。

参考

uiresume, uiwait


 waitbar waitforbuttonpress