MATLAB Function Reference    
orient

ハードコピーの用紙の設定方向の指定

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詳細

orient は、カレントの用紙の方向を示す文字列portrait, landscape, tallのいずれかを出力します。

orient landscape は、カレントのFigureに対する用紙の方向を、ページ全体にlandscape方向になるように設定します。これは、長い辺が左右になる方向です。Figureはページの中心に印刷され、0.25インチの余白をもつページに合うようにスケーリングされます。

orient portrait は、カレントのFigureに対して、portraitモードに用紙の方向を設定します。これは長い辺が上下になる方向です。portraitオプションは、ページの方向をMATLABのデフォルトにします(portraitオプションを使った結果は、Figureのプロパティへの変更により影響を受けます。詳細は、"アルゴリズム"を参照してください)。

orient tall は、0.25インチの余白を残して、カレントのFigureをページ全体にportrait方向に写像します。

orient(fig_handle), orient(simulink_model) は、指定したFigureまたはSimulinkモデルのカレントの方向を出力します。

は、指定したFigureまたはSimulinkモデルの方向を、指定した方向(landscape, portrait, or tall)に設定します。

アルゴリズム

orient は、カレントのFigureの PaperOrientation, PaperPosition, PaperUnitsプロパティを設定します。続くプリント操作でこれらのプロパティを使います。portraitオプションを使った結果は、つぎのようなデフォルトのプロパティ値により影響されます。

参考

Figureグラフィックスオブジェクトの print, set

PaperOrientation, PaperPosition, PaperSize, PaperType, PaperUnits


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