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movegui

スクリーン上の指定した位置に GUI フィギュアを移動

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movegui(h,'position') は、ハンドル番号 h で識別されるフィギュアを指定したスクリーンの位置に移動します。この場合、フィギュアサイズは、そのままです。引数 position は、つぎの文字列のいずれかを設定することができます。

引数 position は、2要素ベクトル [h,v] からなり、符号に依存して、h は、フィギュアのオフセットを、スクリーンの左端、または、右端から指定し、v は、フィギュアのオフセットをスクリーンの上部、または、下部から指定します。両方とも、ピクセル単位で設定します。つぎのテーブルは、使用可能な値をまとめたものです。

h (h >= 0に対して)
スクリーンの左端から左サイドのオフセット
h (h < 0に対して)
スクリーンの右端から右サイドのオフセット
v (v >= 0に対して)
スクリーンの下部から下のエッジのオフセット offset of bottom edge from bottom of screen
v (v < 0に対して)
スクリーンの上部から上のエッジのオフセット

movegui('position') は、コールバックフィギュア(gcbf)、または、カレントフィギュア(gcf) を指定した位置に移動します。

movegui(h) は、ハンドル番号 h で指定したフィギュアを、位置 onscreen に移動します。

movegui は、コールバックフィギュア(gcbf)、または、カレントフィギュア (gcf) をonscreen の位置に移動します。これは、フィギュアのセーブに対して、文字列ベースの CreateFcn コールバックとして、有効です。セーブしたときの位置に関係なく、ロードしたときに、フィギュアが表れることを保証します。

例題

つぎの例題は、セーブした GUI が、ターゲットのコンピュータのスクリーンサイズや解像度に関わらず、再ロードした場合にスクリーン上に表れることを保証するために、movegui の有益性を示すものです。フィギュアオフスクリーンを作成し、movegui をその CreateFcn コールバックとして割り当てます。そして、フィギュアをセーブし、再ロードします。

参考

guide

Creating GUIs


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