MATLAB Function Reference    

instrfind

メモリから MATLAB ワークスペースにシリアルポートオブジェクトを戻します。

表示

引数

'PropertyName'
obj に対する プロパティ名
PropertyValue
PropertyName でサポートされているプロパティ値
S
プロパティ名とプロパティ値の構造体
obj
シリアルポートオブジェクト、または、シリアルポートオブジェクト配列
out
シリアルポートオブジェクト配列

詳細

out = instrfind は、配列として、すべての正しいシリアルポートオブジェクトを out に出力します。

out = instrfind('PropertyName',PropertyValue,...) は、シリアルポートオブジェクトのプロパティ名と値について、設定したものと一致するものを配列として出力します。

out = instrfind(S) は、シリアルポートオブジェクトのプロパティ名と値について、構造体 S で設定したものと一致するものを配列として出力します。S のフィールド名は、プロパティ名で、フィールド値は、関連したプロパティ値です。

out = instrfind(obj,'PropertyName',PropertyValue,...) は、一致するプロパティ名と値のサーチに関して、obj の中にリストされているシリアルポートオブジェクトのみに制限します。

注意

ユーザが、instrfind と共に使用できるシリアルポートオブジェクトのプロパティの一覧については、プロパティ名とプロパティ値の表示を参照してください。

関数 get が出力するものと同じフォーマットを使って、プロパティ値を指定する必要があります。たとえば、get が、Name プロパティ値をMyObject として出力する場合、instrfind は、myobjectName プロパティ値をもつオブジェクトを検出しません。しかし、関数 instrfind は、文字列値の有限の集合をもつプロパティに対して、大文字、小文字の区別を行いません。たとえば、instrfind は、Even、または、evenParity プロパティ値をもつオブジェクトを検出します。

ユーザは、instrfind へのコールについて、プロパティ名/値、構造体、セル配列を同じように使用できます。

例題

つぎの2つのシリアルポートオブジェクトを作成することを考えます。

instrfind を使って、プロパティ値を基に、シリアルポートオブジェクトを出力します。

instrfind を使って、クリアされたシリアルポートオブジェクトをMATLAB ワークスペースに戻します。

参考

関数

clear, get


  instraction int2str