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contourc

低水準のコンタープロット計算

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contourc は、contour, contour3, contourf で用いられるコンター行列 C を計算します。Z の値は、平面に対するコンターラインの高さを決定します。コンターの計算は、Z の次元によって決定される等間隔のグリッドを使います。

C = contourc(Z) は、行列 Z のデータからコンター行列を計算します。ここで Z は少なくとも 2行2列の行列でなければなりません。コンターは Zの単位で表わされる等特性ラインです。コンターラインの数とコンターラインの対応する値は自動的に選択されます。

C = contourc(Z,n) は、n レベルのコンターラインをもつ行列 Z のコンターを計算します。

C = contourc(Z,v) は、ベクトル v で指定した値にコンターラインを使って、行列 Zのコンターを計算します。v の長さがコンターのレベル数を決定します。レベル i の 1 つのコンターを計算するためには、contourc(Z,[ii]) を使ってください。

C = contourc(x,y,Z), C = contourc(x,y,Z,n), and C = contourc(x,y,Z,v) は、x 軸と y 軸の範囲を決定するために、ベクトル x とベクトル y を使って Z のコンターを計算します。xy は単調増加でなければなりません。

注意

C は、すべてのコンターラインを指定する 2行の行列です。行列 C で定義したコンターラインは、コンターの値(v で指定し、clabel により使われます)とコンターラインの(x,y)頂点の数を含む列から始まります。残りの列は、(x,y) の組に対するデータを含みます。

C = [value1xdata(1)xdata(2)...value2xdata(1)xdata(2)...;
    dim1  ydata(1)ydata(2)...dim2ydata(1)ydata(2)...]

不定間隔のベクトル xy を指定すると、不定間隔のデータのコンターにはなりません。x または y が不定間隔ならば、contourc は等間隔のコンターグリッドを使ってコンターを計算し、データを x または y に変換します。

参考

clabel, contour, contour3, contourf


 contour3 contourf