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solinit = bvpinit(x,v) solinit = bvpinit(x,v,parameters)
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solinit = bvpinit(x,v)
は、通常の環境で、bvp4cに対する初期推定を作成します。
x は、初期メッシュを指定するベクトルです。[a,b]上で、境界値問題(BVP)を解く場合、aとしてx(1)を、bとしてx(end)を設定します。関数 bvp4c は、このメッシュ、x = linspace(a,b,10)のような推定を使って、解を求めます。しかし、困難な場合、ユーザは、解が急激に変化する部分にメッシュを設置する必要があります。xの要素は、順番が重要です。たとえば、
a < bの場合、x(1) < x(2) < ... < x(end)で、a > bの場合は、逆になります。
v は、解に対する推定です。ベクトルでも、関数でも構いません。
bvpinitは、すべてのメッシュ点で一定の推定としてベクトルの対応する要素を複写します。これは、v(i)が、 xの中のすべてのメッシュ点での解y(i,:)のi番目の要素に対する定数の推定です。y = guess(x)
ここで、x はメッシュ点で、y は解の中の要素数を長さとするベクトルです。たとえば、@guessを使用する場合、bvpinit は、各メッシュ点 y(:,j) = guess(x(j))に対して、この関数をコールします。
solinit = bvpinit(x,v,parameters)
は、BVPが未知パラメータを含むことを示しています。ベクトルparametersを使って、すべての未知パラメータに対する推定を与えます。
solinit は、つぎのフィールドをもつ構造体です。構造体は、任意の名前を付けることができますが、フィールド名は、x、y、parametersをもつ必要があります。
x |
初期メッシュの順番を付けたノード |
y |
solinit.y(:,i)を解の初期推定とし、ノードsolinit.x(i)
での解に対する推定です。 |
parameters |
オプションで、未知パラメータに対する初期推定を与えるベクトルです。 |
参考
@ (function_handle), bvp4c, bvpget, bvpset, bvpval
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