Programming and Data Types

フローコントロール

MATLABには、8つのフローをコントロールするステートメントが用意されています。

• elseやelseifと共に使うifは、ある論理条件をもとに一つのグループ化したステートメントを実行します。
• caseやotherwiseと共に使うswitchは、ある論理条件の値に従って、種々のグループに分かれたステートメントを実行します。
• whileは、ある論理条件をもとに、一つのグループ化したステートメントを、条件結果に基づく回数だけ実行します。
• forは、設定した回数だけ一つのグループ化したステートメントを実行します。
• continueは、for、または、whileのつぎの繰り返しまで、続けて、残りのステートメントをスキップします。
• breakは、for、または、while ループの実行を停止します。
• try...catchは、実行中にエラーが検出される場合、フローコントロールを変更します。
• returnは、実行を起動関数に戻します。

すべてのフロー構造は、フローをコントロールするブロックの終わりを示すのにendを使います。

注意    forやwhileループをベクトル化されたコードで置き換えることにより、MATLABコードの実行速度は速くなります。詳細は、この章の"MATLAB Codeの性能の最適化"を参照してください。

演算子の優先順位

if, else, elseif