Programming and Data Types

演算子の優先順位

代数演算子、比較演算子、論理演算子を任意に組み合わせて、ある表現を作成することができます。優先順のレベルは、MATLAB が表現式を評価するときに順番を決めるものです。個々の優先レベルの中では、演算子は、等しい優先順位をもっていて、その場合は、左から右に評価します。MATLAB 演算子の優先順位則を、高い順位から低い順位に、つぎの表にまとめています。

演算子	優先レベル
()	最も高い優先順
transpose(.'), power(.^), complex conjugate transpose('), matrix power(^)
unary plus (+), unary minus (-), logical negation (~)
multiplication (.*), right division (./), left division(.\), matrix multiplication (*), matrix right division (/), matrix left division (\)
addition (+),  subtraction (-)
colon operator (:)
less than (<), less than or equal to (<=), greater than (>), greater than or equal to (>=), equal to (==), not equal to (~=)
logical AND (&)
logical OR (|)	最も低い優先順

デフォルトの優先順の書き換え

デフォルトの優先順は、つぎの例題で示すように、括弧を使って、書き換えます。

A = [3 9 5];
B = [2 1 5];
C = A./B.^2

C =

    0.7500    9.0000    0.2000

C = (A./B).^2

C =

    2.2500   81.0000    1.0000

表現は、ユーザがサブスクリプトを通してアクセスする値を含むこともできます。

b = sqrt(A(2)) + 2*B(1)

b =

     7

論理演算子

フローコントロール