外部インタフェース/API

C MEX-ファイルの例

つぎの節は、MEX-ファイルの実行時に異なるデータタイプを渡したり、操作する方法を説明する情報や例題を含みます。トピックスは、以下の通りです。

• 第一の例 -- スカラを渡す
• 文字列を渡す
• 複数の入出力を渡す
• 構造体およびセル配列を渡す
• 複素データの操作
• 8、16、32ビットデータの取り扱い
• 多次元数値配列の操作
• スパース配列の取り扱い
• C MEX-ファイルからの関数の呼び出し

MATLAB APIは、MATLABでサポートされている様々なデータタイプを扱うルーチンを提供します。各データタイプに対して、データ操作に用いる特定の関数があります。最初の例では、スカラ値を2倍にする簡単な例を示します。それから、様々なデータタイプをどのように渡して操作し、戻すか、また複数の入出力をどのように扱うかの例を述べます。最後に、MATLABデータタイプの操作を説明します。

注意    例題プログラムの最新バージョンは、anonymous FTPサーバにあります。 ftp://ftp.mathworks.com/pub/tech-support/docexamples/apiguide/R12/refbook

MEX-ファイルに必要な引数

第一の例 -- スカラを渡す