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プロファイラの結果表示

プロファイラの結果表示には、主に2つの方法があります。

結果を保存するためには、プロファイルレポートの保存を参照してください。

プロファイルレポートの表示

プロファイラの結果を表示するには、つぎのように入力します。

これによって、プロファイラが停止し、つぎの3つのレポートが作成されます。

Tサマリーレポートは、ご使用のシステムのデフォルトWebブラウザに表示されます。他のレポートを表示させるためには、レポートページのトップのリンクを使用してください。

プロファイルレポート(まとめ)

サマリーレポートは、M-ファイルの実行に関する総合的な結果と、コールした各関数の実行に関する統計量を提供します。これらには、つぎの値が含まれています。

プロファイラ自身の時間が、プロファイラ結果に含まれていることに注意してください。

下図は、 プロファイラを使った例題で記述されたLotka-Volterra modelのサマリーレポートを示しています。

関数詳細プロファイルレポート(Function Details Profile Report)

関数詳細レポートは、関数の親関数と子関数に関する統計結果を提供します。さらに、最も多くの時間を費やしたラインの番号を表示します。下図は、プロファイラを使った例題で実行された関数の1つである関数 lotka に関する詳細レポートを示しています。

関数実行履歴プロファイルレポート(Function Call History Profile Report)

関数実行履歴は、コールされた関数を正確な順序で表示します。このレポートを見るには、つぎのように、-historyオプションを使って、プロファイルをスタートします。

プロファイラは、10,000個まで、関数の実行、終了イベントを記録できます。イベントの数が10,000以上に達すると、プロファイラは他のプロファイル統計量に記録を続けますが、連続の順番は保たれません。図は、プロファイラを使った例題から作成された履歴リポートの例です。


  例題:プロファイラの使用 プロファイル結果のプロット