Graphics    

棒グラフのタイプ

MATLABは、棒グラフを表示する4つの特別な関数を用意しています。これらの関数は、2-Dおよび3-D棒グラフ、垂直および水平棒グラフを表示します。


2次元
3次元

垂直

bar

bar3

水平

barh

bar3h

グループ化した棒グラフ

デフォルトで、棒グラフは行列の各要素を1つの棒として表します。関数barで作成される2次元グラフの中の棒は、列の各要素をx軸に沿って種々の位置に表示します。行の要素は、x軸上の同じ位置付近にまとめる型で表示されます。

たとえば、Yをつぎの単純な行列として定義します。そして、つぎのような最も単純な形式のbarステートメントを実行します。

棒は、行単位でグループ化され、x軸上に均等に分布します。

3次元棒グラフ

関数bar3の最も単純な形式では、各要素を独立した3次元ブロックとして描き、各列の要素をy軸方向に分布表示します。行列の第1列の要素を表す棒は、x軸上の1を中心とします。行列の最後の列の要素を表す棒は、x軸上のsize(Y,2)を中心とした位置に対応します。たとえば、

は、3つの棒よりなる5つのグループをy軸方向に表示します。大きな棒に、Y(1,2)Y(1,3)が隠されていることに注意してください。

デフォルトで、bar3は、分離した棒を描きます。ステートメントbar3(Y,'detach')でも同じ結果になります。

グラフのラベル表示   この棒グラフに軸ラベルとx軸の目盛りを付加するには、つぎのステートメントを使用します。

グループ化した3次元棒グラフ

引数'group'を設定することにより、行毎に棒をグループ化します。たとえば、

は、行毎に棒をグループ化し、そのグループをy軸方向に均等に分布させます。


 棒グラフと面積グラフ 割合を示す積み重ね棒グラフ