Graphics

割合を示す積み重ね棒グラフ

棒グラフでは、行列の同じ行の要素が、その行の全要素の合計に対してどの程度の割合を占めているのかを示すことができます。このような棒グラフは、積み重ね棒グラフ(stacked bar graph)と呼ばれます。

積み重ね棒グラフは、行列の行毎に1つの棒を表示します。棒はn個のセグメントに分割されます。ここで、nは行列の列数です。垂直棒グラフの場合、各棒の高さは行の要素の和に等しくなります。各セグメントは、それぞれの要素の値と等しくなります。再度、Yをつぎのように再定義します。

Y = [5 1 2
     8 3 7
     9 6 8
     5 5 5
     4 2 3];

オプションの'stack'引数を使って、積み重ね棒グラフを作成します。たとえば、

bar(Y,'stack')
grid on
set(gca,'Layer','top') % グラフ上にグリッドラインを表示

は、2次元積み重ね棒グラフを作成します。ここで行の全要素は、同じxの位置に対応します。

水平方向の棒グラフ

水平棒グラフの場合、各棒の長さは行の要素の和に等しくなります。各セグメントの長さは、それぞれの要素の値に等しくなります。

barh(Y,'stack')
grid on
set(gca,'Layer','top') % グラフの最上部にグリッドラインを表示

棒グラフのタイプ

X-軸データの設定