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ラインプロットとステムプロットとの組み合わせ
ある結果に到達した経緯を示すために、ステムプロットと同時に複数のプロットを表示すると便利な場合があります。たとえば、60要素を線形間隔で配置したベクトルを作成し、2つの関数a
とb
を定義します。
x = linspace(0,2*pi,60); a = sin(x); b = cos(x);
stem_handles = stem(x,a+b);
ラインプロットとしてa
とb
の曲線を重ね描きすると、ステムプロットは、より理解し易くなります。2つの曲線をプロットする前に、hold
をon
にしてMATLABがステムプロットをクリアしないようにします。
hold on plot_handles = plot(x,a,'--r',x,b,'--g'); hold off
関数legend
を使ってグラフに注釈を付けることができます。stem
とplot
は、ラベル付けしたラインを認識するためにハンドルをlegend
に渡します。ステムプロットは、2つのライン、すなわち、マーカを描いたものと垂直線を描いたものとから構成されています。注釈を付けるlegend
を作成するには、まず、マーカラインを識別するのに、stem
により出力される最初のハンドルを使います。
legend_handles = [stem_handles(1);plot_handles]; legend(legend_handles,'a + b','a = sin(x)','b = cos(x)')
xlabel('Time in \musecs') ylabel('Magnitude') title('Linear Combination of Two Functions')
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