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2次元ステムプロット
ステムプロットは、各データ点でマーカシンボルをもち、座標軸との間をラインとしてデータを表示します。2次元グラフでは、stemは、x-軸からデータ点までのラインを描きます。
関数stem
は、2次元の離散データを表示します。たとえば、関数をつぎの値のもとで、計算します。
alpha = .02; beta = .5; t = 0:4:200; y = exp(-alpha*t).*sin(beta*t);
これは、t
の設定した値での離散値y
をベクトルとして与えるものです。ラインプロットは、データ点を直線で結んだものです。
plot(t,y)
同じ関数のステムプロットは、方程式が表わす曲線上の点のみプロットします。
stem(t,y)
xlabel('Time in \musecs')
ylabel('Magnitude')
一つだけ引数を設定する場合、サンプル数は、その引数のもつ長さになります。この例題では、サンプルは、t
の関数で、51要素を含みます。この長さが、y
の長さになります。
グラフのカスタマイズ
ステムプロットの中で、ラインスタイル、マーカのタイプ、カラーを設定することもできます。たとえば、文字列':sr'を加えると、点線(:)、四角形のマーカ(s
)、赤(r
)色になります。引数'fill'
は、マーカの面を色付けします。
stem(t,y,'--sr','fill')
x-軸とy-軸の割合を 2:1
に設定することは、グラフのユーテリティを改良します。pbaspect
を使って、プロットボックスの縦横比の設定をすることもできます。
pbaspect
([2,1,1])
これは、PlotBoxApectRatio
プロパティを直接設定することと等価です。
set(gca,'PlotBoxAspectRatio',[2,1,1])
ラインタイプやマーカタイプのリストについては、LineSpec
を参照してください。
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離散データグラフ | ラインプロットとステムプロットとの組み合わせ | ![]() |