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3次元ステムプロット

stem3は、xy平面から伸びる3次元ステムプロットを表示します。MATLABは1つのベクトル引数を使って、引数が列ベクトルか行ベクトルかに応じて、x = 1かまたはy = 1で1行のステムをプロットします。stem3は、2次元表示では、視覚化できないデータを表示する目的をもっています。

例題 - FFT の 3-次元ステムプロット

たとえば、高速フーリエ変換は複素平面上の単位円周上の点で計算されます。したがって、単位円周上でプロットを視覚化することは有意義です。単位円

とステップ関数の周波数応答を計算し、

終端に塗りつぶしたダイアモンド形のマーカ記号をもつ3次元ステムプロットを使って、データを表示します。

グラフへのラベル付け

つぎのステートメントでグラフにラベルを付けます。

表示方向を変更するには、マウスベースの3次元回転モードをonに設定します。

例題 - ステムプロットとラインプロットの組み合わせ

3次元ステムプロットは、多数のデータ点を出力しないで、離散関数を視覚化する場合に有効です。たとえば、stem3を使って、特定の定数sに対するLaplace変換基本関数3次元ステムプロットは、多数のデータ点を出力しないで、離散関数を視覚化する場合に有効です。たとえば、stem3を使って、特定の定数sに対するLaplace変換基本関数を視覚化することができます。を視覚化することができます。

ステムの機能を少し改良したものを示します。tを時間と共に大きさが増大する高さをもつラセンを作成し、ステムプロットをします。そして、ステムの各シンボルを繋ぐ曲線を描きます。

グラフのラベル

つぎのステートメントで軸ラベルを付加します。


 ラインプロットとステムプロットとの組み合わせ 階段状プロット