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通常、グラフィックファイルフォーマットイメージは、MATLAB行列または通常の行列としてもストアされていません。ほとんどのグラフィックスファイルは、特殊な情報タグを示すためのヘッダをもち、その後、連続的に配置されているビットマップデータから構成されています。このため、これらのグラフィックスファイルフォーマットイメージを読み書きするために、標準のMATLAB I/Oコマンドload
やsave
を使うことができません。
MATLABは、グラフィックスファイルフォーマットからイメージデータを読み込んだり、書き出したりする特別な関数を用意しています。イメージを読み込むには、imread
を、書き出すにはimwrite
を使い、グラフィックファイルフォーマットイメージの情報を得るには、imfinfo
を用意しています。
つぎの表は、イメージタイプ別に使用するMATLABコマンドを示しています。
手法 |
使用する関数 |
行列をMAT-ファイルとしてセーブ、ロード |
load save |
グラフィックファイルフォーマットイメージ、すなわち、BMPやTIFFとしてセーブ、ロード |
imread imwrite |
MATLAB内にロードされた任意のイメージの表示 |
image imagesc |
ユーテリティ |
imfinfo ind2rgb |
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