Using Simulink    
Reshape

信号の大きさを変更します。

ライブラリ

Signals & Systems

詳細



Reshapeブロックは、入力信号の大きさを、ブロックの Output dimensionality パラメータを使って、指定した大きさに変更します。たとえば、このブロックを使って、N-要素のベクトルを 1xN または Nx1 行列信号に変更したり、その逆が行えます。

Output dimensionality パラメータを使って、つぎの出力オプションの中から選択することができます。

出力の大きさDimensionality

詳細
1次元配列
行列(2次元配列)をベクトル(1次元配列)配列信号に変換します。出力ベクトルは、入力の1番目の列、その後に2番目の列、のように構成されます(このオプションは、ベクトル入力は変更しません)。
列ベクトル
ベクトルまたは行列入力信号を列行列、すなわち Mx1 行列に変換します。ここで、M は入力信号の要素数です。行列に対しては、変換は列単位の順番で行われます。
行ベクトル
ベクトルまたは行列入力信号を行行列、すなわち 1xN 行列に変換します。ここで、N は入力信号の要素数です。行列に対しては、変換は、列単位の順番で行われます。
カスタマイズ
入力信号を Output dimensions パラメータを使って指定した大きさの出力信号に変換します。Output dimensions パラメータの値は、1要素または2要素ベクトルです。値 [N] は、サイズ N のベクトルを出力します。値 [M N] は、MxN 行列を出力します。入力信号の要素数は、Output dimensions パラメータで指定した要素数と一致しなければなりません。行列に対しては、変換は列単位の順番で行われます。

サポートされているデータタイプ

Reshapeブロックは、任意のタイプの信号を受け入れ、出力します。

パラメータとダイアログボックス

Output dimensionality
出力信号の大きさ
Output dimensions
カスタマイズした出力の大きさを指定します。このオプションは、Output dimensionality パラメータの値としてCustomizeを選択した場合にのみ可能です。

特性

直接フィードスルー
あり
サンプル時間
接続されるブロックから継承
スカラ拡張
N/A
ベクトル化

ゼロクロッシング
なし


 Repeating Sequence Rounding Function