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Real-Imag to Complex

大きさと位相角信号を複素数信号に変換します。

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Real-Imag to Complexブロックは、実数や虚数の入力を複素数値の出力信号に変換します。

入力は、双方共等しいサイズをもつ配列(ベクトルまたは行列)である場合もあれば、1つの入力が配列であるのに対して、もう一方の入力はスカラとなる場合もあります。ブロックが配列の入力をもつ場合、出力は、同じ大きさの複素数配列です。実数入力の要素は、対応する複素数出力要素の実部に写像されます。虚数入力は、複素数出力信号の虚数部分に同様に写像されます。入力がスカラの場合、すべての複素数値出力信号の対応する成分(実数または虚数)に写像されます。

ブロックが実数入力と虚数入力をもつ場合、入力は、任意のデータタイプでかまいません。出力は、同じタイプになります。ブロックのパラメータが出力の複素数部分または虚数部分を決める場合、入力は double である必要があり、出力は double です。

サポートされているデータタイプ

上の詳細を参照

パラメータとダイアログボックス

Input
入力の種類を指定します。実数入力、虚数入力またはその双方を選択できます。
Real (Imag) part
入力が実数信号である場合、このパラメータは出力信号の一定の虚数部を指定します。入力が虚数部である場合、このパラメータは出力信号の一定の実数部を指定します。このフィールドのタイトルが、用法に応じて変わることに注意してください。

特性

直接フィールドスルー
あり
サンプル時間
接続されるブロックから継承
スカラ拡張
関数が2つの入力を必要とするときの入力が対象
ベクトル化

ゼロクロッシング
なし


 Rate Limiter Relational Operator