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詳細
Look-Up Table (2-D)ブロックは、ブロックのパラメータで定義した表の値の線形補間を使ってブロック入力を出力に写像します。
可能な出力値は、Table パラメータとして定義します。その行と列に対応する値は、Row パラメータと Column パラメータで定義します。ブロックは、ブロック入力を Row パラメータおよび Column パラメータと比較することによって出力値を生成します。つぎの図に示すように、最初の入力は行に、2番目の入力は列に対応します。
Row パラメータまたは Column パラメータのいずれかが反復値をもつ場合、ブロックはLook-Up Tableブロックについて説明した手法を用いて値を選択します。
Look-Up Tableブロックでは、単入力値を出力値のベクトルに写像することができます(Look-Up Table
を参照)。
例題
この例題では、ブロックパラメータは、つぎのように定義します。
Row: [1 2] Column: [3 4] Table: [10 20; 30 40]
最初の図は、行と列の値に一致するブロック入力の交点の値を出力するブロックを示しています。最初の入力は1で、2番目の入力は4です。これらの値は、最初の行(行パラメータ値1)と2番目の列(列パラメータ値4)の交点で表の値を選択します。
2番目の図で、最初の入力は1.7、2番目の入力は3.4です。これらの値によって、ブロックは、左側のテーブルに示すように、行と列の値の間で内挿を行います。交点(28)の値が出力値です。
サポートされているデータタイプ
Look-Up Table (2-D)ブロックは、タイプの信号を受け入れ、出力します。double
タイプの信号を受け入れ、出力します。
パラメータとダイアログボックス
特性
直接フィードスルー |
あり |
サンプル時間 |
接続されるブロックから継承 |
スカラ拡張 |
1つの入力がベクトルの場合のもう1つの入力について |
ベクトル化 |
可 |
ゼロクロッシング |
なし |
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