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ブロックパラメータ
多くの標準ブロックの重要な特性は、パラメータ化されることです。たとえば、Simulinkの標準のGainブロックのゲインは、パラメータです。パラメータ化されたブロックは、モデルの編集時やシミュレート時にパラメータの値を設定できるブロックダイアログをもちます。MATLAB®表現を使って、パラメータ値を指定することができます。Simulinkは、シミュレーションの実行前に表現を評価します。シミュレーション中にパラメータ値を変更することができます。これにより、パラメータに対して最適の値を対話的に決定することができます。
パラメータ化されたブロックは、同じブロックのファミリを効率的に表わします。たとえば、モデルの作成時に、各Gainブロックのゲインパラメータを個別に設定できるので、各ブロックは異なるふるまいを行います。各標準ブロックがブロックのファミリを表わすことができるので、ブロックのパラメータ化は、Simulinkの標準ライブラリのモデリング能力を大きく向上させます。
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