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詳細
Fromブロックは、対応するGotoブロックからの信号を受け入れ、それを出力とします。出力のデータタイプは、Gotoブロックからの入力のデータタイプと同じものです。FromブロックとGotoブロックを使用すると、それらを実際に接続しなくても、あるブロックから別のブロックへ信号を渡すことができます。GotoブロックをFromブロックに関連付けるには、 Goto tag パラメータにGotoブロックのタグを入力します。
Gotoブロックはその信号を複数のFromブロックに渡すことができますが、Fromブロックは1つのGotoブロックからしか信号を受け取ることができません。
つぎの図は、GotoブロックとFromブロックを使用することは、それらのブロックに接続されているブロック同士を接続するのと等価であることを示しています。左側のモデルで、Block1は信号をBlock2に渡します。このモデルは、右側のモデルと等価で、右側のモデルはBlock1をGotoブロックに接続し、その信号をFromブロックに渡した後でBlock2に渡します。
関連付けたGotoブロックとFromブロックは、つぎの例外を除いてモデルの任意の位置に表示することができます。どちらかのブロックが条件付きで実行されるサブシステム内にある場合、もう一方のブロックも同じサブシステム内か、(条件付きで実行される別のサブシステムではない)モデル階層下のサブシステム内になければなりません。しかし、Gotoブロックが状態端子に接続される場合、信号を条件付きで実行される別のサブシステム内のFromブロックに送ることができます。条件付きで実行サブシステムの詳細については、第7章を参照してください。
Gotoブロックのタグの表示によって、その信号を受け取ることができるFromブロックが決まります。詳細は、Goto
と Goto Tag Visibility
を参照してください。ブロックアイコンは、Gotoブロックのタグの表示を示しています。
サポートされているデータタイプ
Fromブロックは、任意の実数または複素数データタイプの信号を出力します。
パラメータとダイアログボックス
特性
サンプル時間 |
Goroブロックに接続されるブロックから継承 |
ベクトル化 |
可 |
![]() | First-Order Hold | From File | ![]() |