Using Simulink    
Discrete State-Space

離散状態空間システムを実現します。

ライブラリ

Discrete

詳細



Discrete State-Spaceブロックは、つぎのように記述されるシステムを実現します。

ここで、u は入力、x は状態、y は出力です。下の図に示すような行列係数は、つぎの特性をもたなければなりません。

ブロックは、1つの入力を受け入れ、1つの出力を生成します。入力ベクトルの幅は、B行列とD行列の列数で決まります。出力ベクトルの幅は、C行列とD行列の行数によって決まります。

Simulinkは、ゼロを含む行列をスパース行列に変換して、乗算の効率を高めます。

サポートされているデータタイプ

Discrete State Spaceブロックは、double タイプの実数信号を受け入れ、出力します。

パラメータとダイアログボックス

A, B, C, D
上記の方程式で定義されるような行列係数。
Initial conditions
初期状態ベクトル。デフォルトは 0
Sample time
サンプル間の時間間隔。

特性

直接フィードスルー
D 0の場合のみ
サンプル時間
離散
スカラ拡張
初期条件による
状態数
A のサイズに依存
ベクトル化

ゼロクロッシング
なし


 Discrete Pulse Generator Discrete-Time Integrator