Using Simulink    

ブロックの表示

モデルのブロック線図のどのブロックが特定のインデックスに対応するかを確定するには、コマンドプロンプトで bshow s:b と入力してください。ここで、s:b はブロックインデックスです。bshow コマンドは、(必要ならば)ブロックを含むシステムをオープンし、システムウィンドウ内でブロックを選択します。

モデルの非バーチャルシステムの表示

systems コマンドは、デバッグ対象となるモデル内の非バーチャルシステムのリストを印刷します。たとえば、Simulink clutch デモ(clutch)にはつぎのシステムが含まれます。

モデルの非バーチャルブロックの表示

slist コマンドは、モデル内の非バーチャルブロックのリストを表示します。リスト表示は、ブロックをシステムによってグループ分けします。たとえば、つぎのコマンドは、Van der Pol (vdp) デモモデル内の非バーチャルブロックのリストを生成します。

潜在的なゼロクロッシングをもつブロックの表示

zclist は、シミュレーション中にサンプリングされていないゼロクロッシングが生じたブロックのリストを出力します。たとえば、zclist は、clutchサンプルモデルに対しては、以下のようなりストを出力します。

代数ループの表示

ashow コマンドは、指定した代数ループまたは指定したブロックを含む代数ループを強調表示します。指定した代数ループを強調するには、ashow s#n, とタイプします。ここで、s はループを含むシステムのインデックスで(モデルのブロック実行順序の表示 を参照)、n はシステム内のループのインデックスです。現在選択されているブロックを含むループを表示するには、ashow gcb を入力します。指定したブロックを含むループを表示するには、ashow s:b と入力します。ここで、s:b はブロックのインデックスです。モデルのブロック線図から代数ループの強調表示を消すには、ashow clear と入力してください。

デバッガのステータスの表示

GUIモードでは、デバッガは条件付きブレークポイントのような様々なデバッグのオプションの設定を Status パネルに表示します。コマンドラインモードでは、status コマンドはデバッガの設定を表示します。たとえば、つぎのコマンドは、vdp モデルに対する初期デバッグ設定を表示します。


 モデルのブロック実行順序の表示 デバッガコマンドリファレンス