Using Simulink    
add_block

ブロックをSimulinkシステムに追加します。

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詳細

add_block('src', 'dest') は、絶対パス名 'src' のブロックを絶対パス名 'dest' の新しいブロックにコピーします。新しいブロックのブロックパラメータは、オリジナルのブロックパラメータと一致します。名前 'built-in' は、すべてのSimulink組み込みブロック(マスクされたブロックではないSimulinkブロックライブラリで利用可能なブロック)に対してソースシステム名として使用することがきます。

add_block('src', 'dest_obj', 'parameter1', value1, ...) は、名前を指定されたパラメータが指定の値をもつ、上記のようなコピーを作成します。追加引数はすべて、パラメータと値の組合わせで指定しなければなりません。

例題

つぎのコマンドは、Scopeブロックを simulink システムのSinksサブシステムから、engine システムの timing サブシステム内の Scope1 という名前のブロックにコピーします。

つぎのコマンドは、F14 システム内に controller という名前の新しいサブシステムを作成します。

つぎのコマンドは、組み込みGainブロックを mymodel システムの Volume という名前のブロックにコピーし、Gain パラメータに値4を割り当てます。

参考


 Simulinkオブジェクトにパスを指定する方法 add_line