freqzplot (Signal Processing Toolbox)

周波数応答データのプロット

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freqzplot(h,w)
freqzplot(h,w,s)

詳細

freqzplot(h,w) は、h に含まれるベクトル w で設定された周波数での応答データをプロットします。ここで、h は、ベクトル、または、行列でも構いません。w は、h の行数と等しい長さのベクトルである必要があります。h の中のデータは、つぎの2つのプロット上で、周波数 w に対して、プロットされます。

h の大きさは、 dB プロット

h の位相を度プロット

プロット上での周波数の単位は、ラジアン/サンプルです。h が行列の場合、h の各列の周波数応答がプロットされます。

freqzplot(h,w,s) は、つぎのフィールドをもつプロットオプション構造体 s を設定します。

s.xunits - 周波数軸単位を設定する文字列。s.xunits の内容は、つぎの中から一つ選ばれたものです。

'rad/sample' (デフォルト)

'Hz'

'kHz'

'MHz'

'GHz'

ユーザ指定の文字列

s.yunits - 垂直軸単位を設定する文字列。s.yunits の内容は、つぎの中から一つ選ばれたものです。

'dB' (デフォルトt)

'linear'

'squared'

s.plot - 作成するプロットタイプを指定する文字列。s.plot の内容は、つぎの中から一つ選ばれたものです。

'both' (デフォルト)

'mag'

'phase'

s 構造体は、関数 freqz の出力から作成されることに注意してください。

Examples

nfft = 512; Fs = 44.1;            % Fs は、kHz 単位
[b1,a1]  = cheby1(5,0.4,0.5);
[b2,a2]  = cheby1(5,0.5,0.5);
[h1,f,s] = freqz(b1,a1,nfft,Fs);
h2       = freqz(b2,a2,nfft,Fs);% 同じ nfft と Fs を使用
h = [h1 h2];
s.plot   = 'mag';        % 大きさのみをプロット
s.xunits = 'khz';        % 正しい周波数単位をラベル付け
s.yunits = 'squared';    % 大きさの二乗をプロット
freqzplot(h,f,s);        % 2つの Chebyshev フィルタの比較

参考

freqz
フィルタの周波数応答を計算し、プロット

grpdelay
平均フィルタの遅れを計算

psdplot
パワースペクトル密度(PSD)データをプロット

`freqz`	フィルタの周波数応答を計算し、プロット
`grpdelay`	平均フィルタの遅れを計算
`psdplot`	パワースペクトル密度(PSD)データをプロット

freqz gauspuls