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周波数単位(Frequency units) リストの中から設定する周波数の単位を選択します。
正規化 (0 と 1 の間の値)、ここで、1 は、ナイキスト周波数に対応します。
奇数インデックスの周波数と振幅の組は、この周波数帯域で、希望する大きさの応答を表わすラインの左端の点を定義します。対応する偶数インデックスの周波数と振幅の組は、右端の点を設定します。これらの端の点で設定された周波数帯域の間で、指定した周波数応答を定義していない部分が存在する可能性があります。これらは、"対象外"、または、"遷移帯"領域と呼ばれ、これらの領域で大きさの応答は、他の(指定している)周波数領域の中で、最適化に関して思わぬ結果を生むことになります。
重みベクトル(Weight vector) は、ある周波数帯域を他の帯域と比べ、誤差の最小化の効果を強調できるように設定するものです。多くの場合、Hilbert 変換子は、単一帯域のみをもっています。そのために、重みは、最終フィルタに影響を与えない、スカラ値になります。しかし、 重みベクトル(Weight vector) は、遮断帯域をもつ Hilbert 変換子のような非対称のマルチバンドフィルタを定義する場合に有効です。
詳細は、遷移帯をもつマルチバンド FIR フィルタ設計(Multiband FIR Filter Design with Transition Bands) と remez
を参照してください。
![]() | 周波数と応答の 仕様設定領域: 微分器 | 周波数と応答の 仕様設定領域: マルチバンド | ![]() |