Signal Processing Toolbox

構造の変換ボタン

このボタンは、カレントのフィルタを変換して、新しい構造を設定するダイアログボックスをオープンします。すべてのフィルタは、つぎの表現に変換することができます。

• 直接 I 型
• 直接 II 型(Direct Form II)
• 直接 I 型転置(Direct Form I transport)
• 直接 II 型転置(Direct Form II transport)
• 状態空間(State space)
• ラティス ARMA(Lattice ARMA)

加えて、特別なフィルタのクラスには、つぎの変換も利用できます。

• 最小位相 FIR フィルタは、ラティス MA 最小位相 に変換できます。
• 最大位相 FIR フィルタは、ラティス MA 最大位相 に変換できます。
• オールパスフィルタは、ラティスオールパス(Lattice allpass) に変換できます。

これらの表現に関する詳細は、フィルタ構造(Filter Structures) を参照してください。

選択した場合、Use second-order sections チェックボックスは、ツールに単一の高次の構造としてよりも、2次型断面の集まりとして、変換されたフィルタ構造をストアさせます。それに関連した スケール(Scale) メニューから、つぎのいずれかを選択できます。

• None (デフォルト)
• L-2 (L² ノルム)
• L-infinity (L ノルム)

2次型断面の並びは、選択されたスケーリングオプションで、最適化されたものです(関数 tf2sos は、L² ノルムスケーリングには、オプション'down' を、L スケーリングには、オプション 'up' と共にコールします)。

カレントのフィルタ情報領域

量子化領域