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y=
cplxpair(x) y=
cplxpair(x,tol)
詳細
y
は、 =
cplxpair(x)
x
を複素共役の組に分類して出力します。cplxpair
は、その共役の組毎に実数部の昇順で順序付けます。組の中では、負の虚数部をもつ要素が先になります。この関数は、共役をもつ複素数の組を最初に、そして、最後に実数のみの値を出力します。
y
は、どの数が実数で、どの数が共役複素数であるかを決めるための許容範囲 =
cplxpair(x,tol)
tol
を含みます。デフォルトでは、cplxpair
は、abs(x(i))
に対して、100*eps
の許容範囲を使用します。cplxpair
は、この範囲内の複素共役組を完全複素共役とします。
例題
単位円周上に等間隔に配置された5つの極を複素対に順序付けます。
cplxpair(exp(2*
pi*
sqrt(-1)*
(0:4)/5)') ans = -0.8090 - 0.5878i -0.8090 + 0.5878i 0.3090 - 0.9511i 0.3090 + 0.9511i 1.0000
診断
奇数個の複素数がある場合、あるいは、複素数が設定した許容範囲内で複素共役組に分類できない場合、cplxpair
は、つぎのエラーメッセージを出力します。
Complex numbers can't be paired.
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