Real-Time Workshop User's Guide |
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ユーザ作成のランタイムインタフェースコード
ほとんどのランタイムインタフェースは、Real-Time Workshopにより提供されています。つぎの要素を実現する必要があります。
- タイマの割り込みサービスルーチン (ISR)。タイマは、プログラムのベースサンプルレートで実行します。タイマのISRは、カレントの出力サンプル時間の計算のような、1クロック周期内で終了する必要がある操作を行います。タイマのISRは、通常Real-Time Workshopの提供する関数
rt_OneStep
を呼び出します。
- メインプログラム。メインプログラムは、モデル内のブロックを初期化し、ISRをインストールし、バックグランドタスクまたはループを実行します。タイマは、メインループに周期的に割り込みます。メインプログラムが無限時間実行するように設計されている場合、プログラムを終了する前にメモリ割り当ての解除やタイマ割り込みのマスキングのようなクリーンアップ操作を行います。
- ターゲットハードウェアと通信を行うデバイスドライバ。
| コードコンポーネント | | ラピッドプロトタイピングのためのランタイムインタフェース |  |