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実行ファイルの作成
コード生成が終了した後で、ビルドプロセスは、実行プログラムのコンパイル、リンクを継続するかどうかを決定します。この決定は、つぎのパラメータによって管理されます。
このオプションが選択されると、ビルドプロセスは常にmakeフェーズを省略します。
grt
, ert
, grt_malloc
ターゲット構成のVisual C/C++ Project Makefileバージョンは、Visual C/C++ project makefile (model.mak
)を生成します。実行ファイルをビルドするには、Visual C/C++ IDEでmodel.mak
をオープンし、モデルコードをコンパイル、リンクする必要があります。
HOST
テンプレートmakefile変数テンプレートmakefile変数HOST
は、実行ファイルが実行されるシステムのタイプを識別します。HOST
変数は、PC
, UNIX
, or ANY
の3つの値のうちのいずれかです。
デフォルトでは、HOST
は、grt_unix.tmf
のような)UNIX用に設計されたテンプレートmakeファイルではUNIX
に、(grt_vc.tmf
のような)PC用の開発システムに対して設計されたテンプレートmakeファイルではPC
に設定されます。
Simulinkが、HOST
変数で指定されたのと同じタイプのシステムで実行中の場合は、実行ファイルがビルドされます。そうでない場合は、
HOST = ANY
場合、実行ファイルはビルドされます。このオプションは、Simulinkを起動しているシステム以外のシステムに対して、プログラムをクロスコンパイルしたいときに役立ちます。### Make will not be invoked - template makefile is for a different host
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