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Externalモードの制限
一般的に、パラメータの変更により、モデルの構造が変化する場合には、パラメータは変更できません。たとえば、以下のものは変更できません。
- 任意のブロックの状態、入力、出力数
- サンプル時間またはサンプル時間数
- 連続システムに対する積分アルゴリズム
- モデル名またはブロック名
- Fcnブロックのパラメータ
ブロック線図に対してこれらの変更を行った場合は、新規に生成されたコードを使ってプログラムを再ビルドする必要があります。
しかし、伝達関数のパラメータブロックや状態空間表現ブロックは、特定の方法で変更することができます。
- Transfer Fcnブロック(連続および離散)とDiscrete Filterブロックのパラメータ(分子および分母多項式)は、(状態数が変更されない限り)変更が可能です。
- ユーザ定義または計算したパラメータ(すなわち、零点-極から状態空間への変換によって得られるA, B, C, D行列)のState SpaceおよびZero Pole (両方とも連続および離散)ブロックのゼロエントリは、externalシミュレーションが開始されると変更できません。
- State Spaceブロックで、制御可能な正準型の方式で行列を指定する場合、この方式と行列の大きさを保持するA, B, C, D行列に対するすべての変更は、許可されます。
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