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データアーカイブ

External Mode Control Panel Data Archivingボタンを押すと、 External Data Archivingダイアログボックスがオープンします。

このパネルは、つぎの機能をサポートします。

Directory Notes.   このオプションを使って、ディレクトリ内の関連データファイルの集合に適した注釈を加えます。

Edit directory noteボタンを押すと、MATLABエディタをオープンします。ウィンドウ内で、指定したディレクトリ内のファイルに希望するコメントを配置します。デフォルトでは、コメントは、データアーカイブによって最後に書き込まれたディレクトリに保存されます。

File Notes.   Edit file note を押すと、file finderウィンドウをオープンします。デフォルトでは、最後に書き込んだファイルに設定されます。任意のMAT-ファイルを選択すると、エディットウィンドウをオープンします。このウィンドウで個々のMAT-ファイルと共に保存したいコメントを追加、または変更します。

Data Archiving.   Enable Archiving チェックボックスをクリックすると、externalモードの自動データアーカイブ機能がアクティブになります。アーカイブ機能の動作について理解するには、アーカイブが不可能なときのデータのハンドリングを考える必要があります。one-shotおよびnormal モードの2つの場合があります。

one-shotモードでは、トリガイベントが発生した後、選択されたブロックは、データをシミュレーションの終了時のようにワークスペースに書き出します。別のone-shotがトリガされると、既存のワークスペースデータは上書きされます。

normalモードでは、externalモードは、各トリガイベントの後で、自動的にトリガを再起動します。従って、normalモードは、一連のone-shotsと考えられます。一連の中の最後のものを除く各one-shotは、中間結果として参照されます。トリガは任意時に起動可能なので、中間結果をワークスペースに書き出すことは、不定期にワークスペース変数を上書きすることになります。この理由のため、デフォルトの挙動は、最後のone-shotからの結果のみをワークスペースに書き出すことです。中間結果は破棄されます。トリガ間に中間結果の検査のための十分な時間があることがわかっている場合は、Write intermediate results to workspaceチェックボックスをチェックすることによって、デフォルトの挙動を変更できます。このオプションは、続いて発生するトリガによってワークスペースデータが上書きされることを防ぎません。

External Data Archivingダイアログボックスのオプションは、中間結果を含むロギング結果をディスクに自動的に書き込むことをサポートします。データアーカイブは、つぎの設定を提供します。

つぎの図は、アーカイブが利用可能なExternal Data Archivingダイアログボックスを示します。

Enable archivingを選択しない場合は、Directory および File フィールドは利用できません。


 External Signal & Triggeringダイアログボックス パラメータダウンロードオプション