Real-Time Workshop User's Guide    

デバイスドライバブロックをモデルに追加

他のブロックを追加するのと同様に、Simulinkブロック線図にデバイスドライバブロックを追加します。ブロックライブラリからブロックをドラッグして、モデルに挿入するだけです。ADCまたはDigital Inputブロックをモデルの入力に接続し、DACまたはDigital Outputブロックをモデルの出力に接続します。

デバイスドライバコードのインクルード

デバイスドライバブロックは、Cで書かれたS-ファンクションとして実現されます。デバイスドライバブロックのCコードは、Simulinkから呼び出されるように、MEX-ファイルとしてコンパイルされます。MEX-ファイルについての情報は、MATLAB Application Program Interface Guideを参照してください。

Cコードは、他のCコードS-ファンクションのようにコンパイルされ、生成コードとリンクされます。しかし、デバイスドライバコードは、CファイルS-ファンクションに対応するターゲット(.tlc)ファイルを使って生成コード内にインライン化されます。

matlabroot\rtw\c\dos\devicesディレクトリには、doslibに含まれるデバイスドライバブロックに対するMEX-ファイル、Cファイル、ターゲットファイル(.tlc)があります。このディレクトリは、モデル内にdoslibからブロックをインクルードするときに、MATLABパスに自動的に追加されます。


 デバイスドライバブロックの設定 プログラムのビルド