Real-Time Workshop User's Guide    

ラピッドプロトタイピングプログラムアーキテクチャ

リアルタイムプログラムの構造は、3つの成分で構成されます。各成分は、プログラムが実行される環境の他の部分に依存します。つぎの図は、この構造を示しています。

図 6-6: ラピッドプロトタイピングプログラムアーキテクチャ

Real-Time Workshopのアーキテクチャは、3つの成分で構成されます。最初の2つ、システム依存成分とシステム独立成分は、ランタイムインタフェースを形成します。システム依存成分とシステム独立成分は、ランタイムインタフェースとしてまとめて見ることができます。

このアーキテクチャは、各プログラム成分の依存性を分離することにより、広範囲の環境に容易に適応します。つぎの節では、各成分を詳細に説明し、システム依存、システム独立、アプリケーション成分によって行われる関数を実現するアプリケーションモジュールの説明を含みます。


 ラピッドプロトタイピングプログラムの枠組み ラピッドプロトタイピングシステム依存成分