Control System Toolbox関数リファレンス    

isct, isdt

LTIモデルが連続系か離散系かを判断

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boo = isct(sys) は、LTIモデルsysが、連続系の場合、1(真)を出力し、他の場合、0 (偽)を出力します。サンプル時間が0のとき(すなわち、sys.Ts=0の場合)、sysは連続系です。

boo = isdt(sys) は、LTIモデルsysが、離散系の場合、1(真)を出力し、他の場合、0(偽)を出力します。離散系 LTIモデルは、0でないサンプル時間をもっていますが、この例外は空のモデルと静的ゲインのみの場合で、それらのサンプル時間が明示的に0でない値に設定されない限り、連続系または離散系のどちらとでもみなされます。従って、

は、いずれも真です。ただし、つぎのようにしてゲインを明示的に離散と表示する場合、

isct(g)は偽を出力し、isdt(g)のみ真です。

参考
isa         離散LTIモデルタイプ

isempty     空のLTIモデルに対して真

isproper    プロパなLTIモデルに対して真


  inv isempty