モデルの作成と取り扱い | ![]() ![]() |
遅れに関する情報の抽出
与えられたLTIモデルsys
からむだ時間の情報を取得する種々の方法があります。
ioDelay
, InputDelay
, OutputDelay
プロパティの値を調べるには、プロパティ表示コマンドを使います。たとえば、sys.iodelay get(sys,'inputdelay')
sys
が任意の遅れをもっているか否かを決定するには、補助関数hasdelay
を使います。その構文は、hasdelay(sys)
で、遅れをもっていると1
(真)、他の場合0
(偽)が出力されます。
totaldelay
を使って、各入力と各出力間のトータルな遅れ(ioDelay
, InputDelay
, OutputDelay
プロパティの累積寄与)を決定することができます。help totaldelay
とタイプするか、または、リファレンスの詳細を参照してください。![]() | 離散時間モデルの中での遅れの設定 | むだ時間のPade近似 | ![]() |