モデルの作成と取り扱い | ![]() ![]() |
モデル変換に関する注意
LTI モデルを操作または変換する場合は、以下の点に注意してください。
ssbal
を使って状態空間モデルを平衡化したり、スケーリングすることも効果があります。TFまたはZPKモデルをss
を使って状態空間に変換するときに、自動的に平衡化が行われます。tf
を使って、伝達関数形式への変換では、精度が失われることがあります。そのため、伝達関数の極は、明らかに、本来の零点/極/ゲインまたは状態空間モデルの極とは異なる場合があります。sys
が与えられると、
ss(tf(sys))
は、異なる状態空間行列をもつモデルを出力するか、または、MIMOの場合、状態数が異なることもあります。それで、モデルの変換は、できるだけ避けてください。
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