モデルの作成と取り扱い | ![]() ![]() |
一次ホールド
一次ホールドは、ゼロ次ホールドとホールドのメカニズムが異なります。入力サンプル を連続時間入力
に変換するため、FOHは、サンプル間で、つぎの線形補間を使います。
この手法は、入力がスムーズなものであれば、ZOHよりも、より正確です。因果性のため、このオプションは、c2d
変換のみで有効で、d2c
変換では使えません。
注意 このFOH法は、標準の因果性を考えたFOHと異なり、三角形近似と呼ぶほうが、より適切です(参考文献[2]の151ページを参照)。これは、ランプ入力に対して歪みがないので、ramp-invariant近似として有名です。 |
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