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線形モデルの結合
LTIモデルに簡単な行列演算、たとえば、加算、乗算、連結等を適用できます。MATLABのオブジェクト指向のプログラミング機能を利用しているため、これらの演算は、LTIモデルに適用した場合、適切な機能性を仮定しています。たとえば、加算は、並列内部結合を行います。つぎのように入力します。
tf(1,[1 0]) + tf([1 1],[1 2]) % 1/s + (s+1)/(s+2)
そして、Control System Toolboxは、つぎの結果を作成します。
Transfer function s^2 + 2 s + 2 ------------- s^2 + 2 s
2 * tf(1,[1 0])*tf([1 1],[1 2]) % 2*1/s*(s+1)/(s+2)
そして、Control System Toolboxは、つぎの結果を作成します。
Transfer function: 2 s + 2 --------- s^2 + 2 s
オペランドがお互いに異なるタイプの場合、結果求まるモデルタイプは、優先ルールに従って決定されます。この詳細は、優先ルールを参照してください。状態空間モデルは最優先され、伝達関数が最も低い優先ルールです。そのため、状態空間は常に状態空間で表せます。
他の有効な演算は、逆システム、転置、共役転置等を含んでいます。詳細は、モデルの作成と取り扱いの代数演算を参照してください。Control System Toolboxは、サブシステムの抽出に行列様式のインデックス法をサポートしています。詳細は、サブシステムの抽出と変更を参照してください。
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