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オブジェクトに対する単一の透明度の設定
グラフィックオブジェクトに単一透明度を設定することは、不透明なオブジェクトをもつ不透明な構造を見たい場合に有効なものです。パッチやサーフェスに対して、FaceAlpha
や EdgeAlpha
プロパティを使って、面やエッジの透明性を設定します。つぎの例題は、それを示しています。
例題 - 等透明度サーフェス
つぎの例題は、関数flow
を使って、無限大のタンクの中での噴出速度プロファイルを表わすものです。このデータを可視化する一つの方法は、指定した流量比と同じ値を示すisosurfaceを作成することです。
[x y z v] = flow; p = patch(isosurface(x,y,z,v,-3)); isonormals(x,y,z,v,p); set(p,'facecolor','red','edgecolor','none'); daspect([1 1 1]); view(3); axis tight; grid on; camlight; lighting gouraud;
等サーフェスに透明度を加えたものは、流体の中で、半透明なサーフェスを使って見えるものよりも、より複雑なものを表示することができます。ステートメント
alpha(.5)
は、等サーフェスを作成するために、FaceAlpha
値に .5を設定しています。
イメージに対して、単一透明度を設定
alpha(.5)
AlphaData
を .5に設定します。AlphaDataMapping
プロパティをデフォルトの none
に設定すると、イメージ上の AlphaData
の設定は、すべてのイメージに指定した alpha値でレンダリングします。
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