可視化手法 | ![]() ![]() |
単一多角形の作成
多角形は1つの面をもつ単純なpatchです。多角形を作成するには、つぎの形式のステートメントで頂点の座標とカラーデータを指定します。
patch(x-coordinates,y-coordinates,[z-coordinates],colordata)
たとえば、つぎのステートメントは黒のエッジで囲まれた黄色の面をもつ10角形を表示します。axis
equal
コマンドを使って、縦横比が同じ多角形が作成できます。
t = 0:pi/5:2*pi; patch(sin(t),cos(t),'y') axis equal
最初と最後の頂点は、一致する必要はありません。MATLABは、自動的にpatchの各多角形面を閉じます。実際、特に補間する面のカラーリングを使用している場合、各頂点を一度だけ定義する方が一般に適切です。
補間したフェースカラー
patchのカラーリングについて、種々に制御することができます。たとえば、単一色を指定する代わりに、各頂点でのカラーをfigureカラーマップのカラーに写像する数値範囲として与えることができます。
a = t(1:length(t)-1); %余分な頂点の定義を取り除きます patch(sin(a),cos(a),1:length(a),'FaceColor','interp') colormap cool; axis equal
MATLABは、patchの面上で色を補間します。エッジの色を補間するように設定すると、同様にしてpatchのエッジにカラーリングすることができます。このコマンドはつぎのとおりです。
patch(sin(t),cos(t),1:length(t),'EdgeColor','interp')
patchのカラーリングの詳細については、"patchのカラーリングの指定" の節を参照してください。
![]() | 関数patchの挙動 | 複数の面をもつpatch | ![]() |