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MATLAB コマンド環境、または、コール関数に対して。カレントの Java インポートリストにパッケージやクラスを付加します。
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importpackage_name.* importclass_nameimportcls_or_pkg_name1 cls_or_pkg_name2... import L = import
詳細
import は、package_name.*
package_name 内のすべてのクラスをカレントのインポートリストに加えます。package_name は、.* を後に続ける必要があることに注意してください。
import は、一つのクラスをカレントのインポートリストに加えます。class_name
class_name は、読み込まれるために識別できるものでなければならないことに注意してください(パッケージ名も含む必要があります)。
import は、名前を付けたクラスとパッケージをカレント
インポートリストに付加します。各クラス名は、読み込まれるために識別できるものでなければならないことに注意してください。そして、各パッケージ名は、後にcls_or_pkg_name1 cls_or_pkg_name2...
.*を付けてください。
import
自身では、カレントのインポートリストを表示しますが、それらに付加するものはありません。
L = import
と、入力引数を設定しない場合、カレントのインポートリストを含む文字列のセル配列を出力しますが、それらに付加するものはありません。
コマンド import は、起動される関数のインポートリストにのみ操作するものです。コマンドプロンプトで、起動すると、import は、MATLAB コマンド環境に対して、インポートリストを使用します。import が、関数から読み込まれるスクリプトの中で使われる場合、それは、関数のインポートリストに影響します。import が、コマンドプロンプトから読み込まれるスクリプトの中で使われる場合、コマンド環境におけるインポートリストに影響します。
関数のインポートリストは、それがコールする関数に対しても影響し、関数が消去された場合にのみ、消去されます。
カレントのインポートリストをクリアするには、つぎのコマンドを使ってください。
clear import
このコマンドは、コマンドプロンプトで、読み込まれるだけです。関数と共に、clear import を使おうとすると、エラーを出力します。
注意
import を使用する唯一の理由は、ユーザのコードに、名前全体を参照するのではなく、部分的なクラス名を使って、各インポートされるクラスを参照させるためだけのことです。import は、コンストラクタへのシームレスなコールの中で、特に有効です。ここでは、Java クラスへのほとんどの参照が行われる部分です。
例題
つぎの例題は、単一クラス java.lang.String をインポートし、それを使って、2つのパッケージjava.util と java.awtを作るものです。
import java.lang.String
import java.util.* java.awt.*
f = Frame; % java.awt.Frame オブジェクトを作成
s = String('hello'); % java.lang.String オブジェクトを作成
methods Enumeration % java.util.Enumeration メソッドの一覧
参考
clear
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