| MATLAB Function Reference | |
表示
y = ifft(X) y = ifft(X,n) y = ifft(X,[],dim) y = ifft(X,n,dim)
詳細
y = ifft(X)
は、高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムを使って、ベクトル X の逆離散フーリエ変換(DFT)を行います。
X が行列の場合、ifft は、行列の各列毎の逆 DFT を出力します。
X が、多次元配列の場合、ifft は、最初に1でない次元に対して機能します。
y = ifft(X,n)
は、ベクトル X の n-点の逆 DFT を戻します。
y = ifft(X,[],dim)
と y = ifft(X,n,dim) は、次元 dim の X の逆 DFT を出力します。
任意の X に対して、ifft(fft(X)) は、丸め誤差の範囲内で、X と等価です。X が実数の場合、ifft(fft(X)) は、小さな虚数部をもつ可能性があります。
アルゴリズム
ifft(X) のアルゴリズムは、符号変換と n = length(X) のスケールファクタを除いて、fft と同じアルゴリズムを使っています。ifft(X) の実行時間は、変換をするものの長さに依存します。2のベキ乗数の場合最速で、小さな素数の組み合わせの場合も、処理は速く、大きな素数の組み合わせの場合、処理には時間を要します。
参考
Signal Processing Toolbox の dftmtx と freqz
| | if | ifft2 | |