MATLAB Function Reference    
feval

関数の計算

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[y1,y2,...] = feval(fhandle,x1,...,xn) は、引数 x1 から xn を使って、関数ハンドル fhandle を計算します。関数ハンドルが、複数の組み込み関数やM-ファイル(多重定義関数の集合を表す)に関係している場合、引数 x1 から xn のデータタイプを使って、処理する関数を決定します。

[y1,y2...] = feval(function,x1,...,xn) function が、関数名(通常、M-ファイルで定義される)を含む文字列である場合、feval(function,x1,...,xn) は、与えられた引数で、関数を計算します。パラメータfunction は、単に関数名のみである必要があります。すなわち、パスの情報を含むことはできません。

注意

つぎの二つのステートメントは、等価です。

例題

つぎの例題は、関数ハンドル fhandle を、コール時に fminbnd に渡します。引数 fhandle は、関数 humps へのハンドルです。

関数 fminbnd は、feval を使って、渡された関数ハンドルを計算します。

つぎの例題で、@deblank は、関数ハンドルを変数 fhandle に出力します。functions(fhandle) を使って、ハンドルを調べることにより、2つの関数が、関数 deblank を実行していることがわかります。デフォルト strfun\ deblank.m は、多くの引数タイプを取り扱います。しかし、関数は、(@cell サブディレクトリの中の)2番目のM-ファイルを使って、ハンドルセル配列引数に多重定義されます。

関数ハンドルが、セル配列上で計算される場合、fevalは、引数タイプを使って、計算する適切な関数をstrfun\@cellの中から一つ決定します。

参考

assignin, function_handle, functions, builtin, eval, evalin


 ferror fft