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B = beta(Z,W)
I = betainc(X,
Z,W)
L = betaln(Z,W)
定義
ここで、は、Gamma 関数です。不完全 Beta 関数は、つぎの式で表わされます。
詳細
B = beta(Z,W)
は、複素数配列 Z
と W
の対応する要素に対して、Beta 関数を計算します。配列は同じサイズでなければなりません(または、一方はスカラでも構いません)。
I = betainc(X,Z,W)
は、不完全Beta 関数を計算します。 X
の要素は閉区間 [0,1]
内でなければなりません。
L = betaln(Z,W)
は、beta(Z,W)
を計算せずに、Beta 関数の自然対数 log(beta(Z,W))
を計算します。Beta
関数は非常に大きな値から非常に小さな値までを変動できるので、関数の対数は非常に有効となることがあります。
例題
format rat beta((0:10)',3) ans = 1/0 1/3 1/12 1/30 1/60 1/105 1/168 1/252 1/360 1/495 1/660
beta(n,
3)
= (n-1)!*2!/(n+2)!
= 2/(n*(n+1)*(n+2))
は、完全な最小整数の比になり、有理数書式は正確な結果を得ることができます。
IEEE演算のコンピュータでは、x = 510
に対して betaln(x,x) = -708.8616
となり、log(realmin)
よりわずかに小さくなります。従って、beta(x,x)
は、アンダーフロー(または異常値)となります。
アルゴリズム
beta(z,w) = exp(gammaln(z)+gammaln(w)-gammaln(z+w))
betaln(z,w) = gammaln(z)+gammaln(w)-gammaln(z+w)
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