Programming and Data Types

エラー条件の取り扱い

つぎのものは、関数ハンドルの使用に関連したエラー状態です。

存在しない関数へのハンドル

存在していない関数へのハンドルを作成しようとする場合、MATLAB は、ハンドルがfevalで計算できるとき、エラーを出力します。MATLAB は、間違ったハンドルを割り当てることができ、 func2str のような演算の中で使われますが、ランタイム演算の中でそれを使用しようとした場合、エラーになり、レポートされます。たとえば、

fhandle = @no_such_function;

func2str(fhandle)
ans =
no_such_function

feval(fhandle)
??? Error using ==> feval
Undefined function 'no_such_function'.

関数ハンドルコンストラクタの中に含まれるパス

関数の前に符号@を使うか、または、関数str2funcを使って、関数ハンドルを作成します。どちらの場合でも、簡単な関数名のみを使って、関数を設定します。関数名は、パス情報を含んでいません。つぎのものは、どちらも、ハンドルを関数deblankにうまく作成したものです。

fhandle = @deblank;
fhandle = str2func('deblank');

つぎの例題は、パスを deblank.mに含ませ、そして、エラーを出力するものです。

fhandle = str2func(which('deblank'))
??? Error using ==> str2func
Invalid function name
    'matlabroot\toolbox\matlab\strfun\deblank.m'.

非スカラ関数ハンドルの計算

関数 fevalは、関数ハンドルがスカラな場合のみ計算します。非スカラ関数ハンドルを共にfevalをコールすると、エラーになります。

feval([@sin @cos], 5)
??? Error using ==> feval
Function_handle argument must be scalar.

関数ハンドルのセーブとロード

履歴について - 関数名の計算